「鈍間(のろま)」 の由来

「ドジでのろまな亀」

果たしてそうなのだろうか?
ウサギとカメの亀を見る限りそんなことないと反論したくなる。

「のんびりだけどがんばりやでしたたかで計算高い亀」は言い過ぎかもしれないが、都合が悪い時には甲羅の中に隠れられるしそれほど食べなくても生きながらえそうだし、顔を見る限りふてぶてしく殺しても死ななそう・・・までは言い過ぎかな。
いったい私は亀の味方なのか敵なのか・・・

冒頭のセリフは有名な堀ちえみさんのスチュワーデス物語での教官のセリフだが平成生まれの記憶には間違いなく存在しない。
でもそれだけの暴言を吐いた相手と最後は幸せになるという筋書きはなんだ、よく見ればウサギとカメの話ではないかと。
今更気付く私って亀より鈍感?

■「鈍間(のろま)」の由来

「のろま」なんて人には言われたくないものですよね。
明らかに見下されているみたいだし、「ま」で終わる吐き捨てる感じに憎しみが込められるようにも思います。

「のろま」は、江戸の人形遣い野呂松勘兵衛が演じた「間狂言」「野呂間人形(のろまにんぎょう)」に由来するといわれます。
この「野呂間人形」は平らで青黒い顔をし愚鈍な仕草をする滑稽な人形なのだとか。
そこから「のろま」という名詞が生まれ、それが転じて「のろい」という形容詞ができたという流れ。
「のろま」を漢字で「鈍間」以外にも「野呂松」とか「野呂間」とも書くことからも、「野呂間人形」の説は有力と考えて間違いないと言われています。

人はそれぞれ特技が違うように能力も人それぞれです。

「鈍い人にはわけがある」

いつも早すぎる私も教訓にしていきたいものです。



著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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