食べ物

ほうとうの由来

「ほうとう」 の由来

そばよりのうどん派。 そんな私でも苦手なものがあります。 それは「ほうとう」です。 ほうとう(饂飩)は、山梨県(甲斐国)を中心とした地域で作られる郷土料理。 生地は木製のこね鉢で水分を加えた小麦粉を素手で練ってつくります。 出来上がった生地はのし棒を使って伸ばされ、折り重ねて包丁で幅広に切り刻まれる。 生地にはグルテンの生成による麺のコシが求められない ということで、そこがうどんとは異なるのだそう。 そうです。コシがないんですよね。 また、うどんとの大きな違いがもう一点。 塩を練り込まないのだそう。 だから麺を湯掻いて塩分を抜く必要が無く、生麺の状態から煮込んで味がつけられます。 見た目も家庭用の市販品などはうどんより幅広く、やや薄い形状をもち、料理店などではボリューム感を出すために極広厚の麺を使うというのも違いです。 汁は味噌仕立てでとろみが付き、出汁は煮干しで取り、具は野菜が中心。 夏... »

「ガリガリ君」 の由来

私の小さい頃の夏休みといえば「ガリガリ君」と共にありました。 ガリガリ君(ガリガリくん)は赤城乳業が製造、販売する氷菓。 薄いアイスキャンディーの膜(シェル)を作り、その中にかき氷(コア)を入れるという手法に、お手ごろな値段も手伝って子供から大人まで幅広い人気を誇ります。 確か私が小さい頃は消費税もなく、一本50円で買えたため100円玉一つで二本買え、しかも当たりがでればもう一本。 子供のお財布でも十分に楽しめるということで、夏といえばガリガリ君というのが定番でした。 今日取り上げるのも、その長いお付き合いの身近な氷菓の歴史と変化を勉強したいという思いからであります。 ■「ガリガリ君」の歴史 1970年代、赤城乳業は第二次オイルショックによるコスト高のため、商品の値上げに踏み切りましたが、大手メーカーは値上げを見合わせた影響で主力商品であった「赤城しぐれ」も他、ほとんどの同社商品の売上は低... »

「ガリ」 の由来

自分の適当ぶりに嫌気がさすことがあります。 「あぁ、あの~焼きそばについてる・・」 「ああ、ああ、ガリね。」 普段は受けながす友人から、違うだろ!とすばやい突込みを受けました。 「紅しょうが」 まぁ名前は知っててわざとボケてみたところもあるのですが、材料も同じわけだし、加工法が違うだけで名前が変わるってのは納得がいかない。 どっちでもいいだろう!と少し大きな声で言いたい気分もあり・・・ しかし、なぜあんなに生姜に「紅」をさすのでしょうね。 きっとあの茶色い焼きそばの中で(焼きそばと限らずですが)紅一点って言葉の通り、アクセントなのでしょう。 それに赤は気持ちを高ぶらせますからね。食欲も増進されます。 でも最近では着色料なんて言葉を気にする人も多いから、避けたいと思う人も多いのではないでしょうか。 ■「ガリ」の由来 一方、「ガリ」の由来を調べてみると同様に深い意味はないようです。 それは、噛... »

「鰹(カツオ)」 の由来

私は味にこだわりません。 いやわかりません。 というか鼻が悪いだけなのかもしれません。 いつも不思議でなりません。 刺身といえば山葵(ワサビ)のはずなのに、なぜ鰹の刺身には生姜(ショウガ)がついてくるのでしょうか? 理由も分からずにみんなの真似して食べるのですが、両方おいてる場合が多いので、マグロなのに生姜で食べてる自分もいるわけです。 もちろん拘らないから特に何も感じないのですが、周りの目だけは気になります。 「あいつナニ考えてるんだ?」 いや逆に何も考えてないし、感じてもいないだけ・・・ 理由はもちろん簡単で、鰹はくせが強いため、わさびと醤油だと血なまぐささが口に残ってしまいます。 その為に生姜が必要なわけですね。 ついでにもう一つ。 季節感も地図も分からないから鰹がいつ、どこで旬かも知らなかったりします。 ほんとにお恥ずかしい。 回遊魚だって事くらいは知っていますが・・・ 日本の太平... »

「西瓜(スイカ)」 の由来

親子の食べ物の好みって似ることってあるのでしょうか? 確かに自分の好きな食べ物を親や子供が好んで食べていたなら 「〇〇ちゃんに似て〇〇が好きなんだね。」 なんて会話がされますが、実際にすべての好みが似るなんてことは、私の少ない体験からではありえないというのが結論です。 もちろん血液型や体質、体系、またそれによって生じる生活環境によってしょっぱいものが好きとか、難いものを好むとか、辛いものは苦手とか・・・ また、それらとは全く関係なく子供はみんなカレーが好きという事実も存在します。 我が家に関しての分析結果ですが、私は、昔は野菜や変わった食べ物を好まなかったのですが、今は好き嫌いはなく、特に好むといったものもありません。 これは料理が得意とはいえない母親に合わせた結果でしょう。 出されたものは食べる、生き残る為に食べる! 私の父はというと、特に果物が好きなようです。 その中でも「スイカ」に目... »

「ラクトアイス」 の由来

私はアイスクリームが大好きです。 夏であったなら、おそらく三度の飯よりアイスクリームを選ぶことでしょう。 そんな私に、親がアイスを買ってくるようにいいました。 二つ返事で買いにいこうとしたら、待ったがかかります。 「買ってくるのは、かき氷だよ。」 「わかってるよ。」 分かってはいました。 食べるのが、比較的高齢のいわゆる職人の皆さん。 庭の改修工事をお願いしていて、その皆さんの三時の休憩にだすのです。 さすがにアイスクリームでは食べません。 皆さんが好むのは、さっぱりした氷系だからです。 調べてみればこれらは「氷菓」と言うようです。 知りませんでした。 かき氷やシャーベットですね。 でも例えターゲットがそちらであっても口にだす時はそれらは「アイス」以外の何ものでもありません。(よね?) それが的屋さんなら「かき氷」といいますが、スーパーでは大抵「アイス」で通じるはずです。 ・・・そうかクリ... »

「ピーマン」 の由来

親に褒められたのなんていつ以来だろう。 「お前のピーマンすごいなぁ。売りに出せるんじゃないか。」 褒められたのは・・・ピーマンなんですが(笑) まぁ悪い気はしません。 全くの素人なのに、プロ級の素人である両親に褒められたのです。 「はははは そうだろう そうだろう。」 なんてことは言えません。 たまたま買った苗が当たりだったようです。 ビニールハウスの一角を占領して、更にビニールシートを引き草取りをしなくてもいいような段取りをつけて、所々に穴を開けて、買ってきた苗をただただ植える。 水は忘れなければ一日一回。 数日忘れるとものすごい暑さと熱気の室内。 成りが悪いと親の肥料小屋から勝手に栄養を補給して茎がしなるまで「手」は立てない。 そんな過酷な条件の下、よくがっばってくれています。 一本80円の苗たちが、300円以上の「収穫」と誉れを与えてくれたのです。 種を明かせばこれらの苗、実はたまた... »

「リンガーハット」 の由来

私は食が細いので、特に食べ物にはこだわりません。 だから絶対あの店で食べたいとか、あの味はあそこでしか味わえないといったわがままもないので、与えられた選択肢の中で適当に選ぶのが常となっています。 ところが最近行きつけの店ができたのです。 郊外に住む我が家の買い物の定番は、もはやショッピングモール一辺倒となっています。 午前に行っても午後からでも、店をまわるだけで数時間が経過してしまうので大概は中で食事をすることになります。 みんなの食べたいものが一致しているときや、お金に余裕があればしゃぶしゃぶに焼肉や寿司といったものに自然と話は流れますが、自分の食欲が薄いことが原因なのか・・・ 最近はフードコートで済ませてしまう場合が多いです。 その中でも最近こっているのが「リンガーハット」であります。 御存じない方のために・・・「リンガーハット」は長崎ちゃんぽんのお店です。 株式会社 リンガーハットが... »

「グリコ」 の由来

菓子類ではロッテ・森永製菓・不二家・ブルボン・・・ 食品類では、ハウス食品・明治・エスビー食品・・・ ライバルはたくさんいます。 それでもあの笑顔で先頭を駆け抜ける(ようにみえる)マークのように、他社を圧倒してゴールテープを切るのでしょうか。 調べてみたら「ゴールインマーク」というらしいです。 今日は「グリコ」について。 「グリコ」は正式には、江崎グリコ株式会社(えざきグリコ)というのだそうです。 本社は、大阪府大阪市西淀川区歌島四丁目。 江崎については、やはり創業者に関係あるようで、1919年(大正8年)に江崎利一さんが創業しました。 ずいぶん歴史があるのですね。 チョコレート、スナック菓子、ガム、アイスクリームなどの菓子類が主な商品ですが、最近はレトルト食品も多数発売しているそうです。 更にカレールーや炊き込みご飯の素、各種サプリメントといった食品事業も展開しています。 ここでいくつか... »

「ロッテ」 の由来

子供の頃収集したものって何歳になっても思いでは消えないものです。 私の時代の子供はこれを避けては通れなかったんじゃないでしょうか。 「ビックリマンチョコ 」 チョコのスナック菓子にオマケとしてシールが封入されているというもので、値段は一個30円。 シールの種類は天使と悪魔とお守りの3枚1組で各12種ずつ。 それが2ヶ月ごとにバージョンチェンジされていくというものでした。 1箱(40個入り)に1,2枚だけ貴重なヘッドというレアシールが入っている。 これが子供達を熱狂させたものである。 発売された翌年から小学生を中心に大ブームを巻き起こす。 毎月の販売数は1300万個にものぼっていたそうでのぼり、出荷金額は1000億円を超えていたとか。 その一方。様々な社会現象・社会問題もおきました。 例えば、目当てのシールだけを抜き出し、チョコレート菓子を捨てるといった行為。 これは私も当時たくさん見かけま... »

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