アジャパーの由来

Photo By 昭和流行語グラフィティ: 第二巻

「あじゃぱー」 の由来

テレビで誰だかは忘れたけれど30代くらいの芸能人が英語でいうところのいわゆるジーザス的な使い方で絶叫した。

アジャパー

すみません。
正確にはひらがななのかカタカナなのか表記もあいまいなので併用させていただきます。
なんだか懐かしい響きで検索してもやはり死語に近い感じのようですがどうにもその引用したお方がある程度の売れっ子さんであったので驚いた次第でございます。

あじゃぱーの由来

あじゃぱーとは、驚きと困惑を同時に表す感嘆詞。
いわゆる昔の若者言葉。
昔とは・・・もう半世紀くらい前。

喜劇俳優の“ばんじゅん”こと伴淳三郎というひとが1951年公開の映画「吃七捕物帖」の中でうけたセリフ「アジャジャーにしてパーでございます」を略したものとのこと。
ちなみにアジャジャーは伴淳三郎さんのの出身地である山形県の方言。
意味は「あれまあ」みたいな感じ。
パーはいわゆるクルクルパー的に馬鹿の意と考えられる。
映画の公開から若者を中心に話題となり、当時の流行語にもなったとか。
まぁしかし半世紀以上も前の流行語(造語)が残っているのもすごいですね。

そうか!思い出しました。
話題のあのドラマの主役のセリフでした。合点がいきました。
なるほどいま流行りのクドカン演出ですね。
まぁしかし、二度目の火はよほどでないとつくことはないと思われますが…




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. ゆづP - 2019年4月7日, 8:57 AM Reply

    1才4ヶ月の孫が話す喃語の中に『あじゃぱー』があります。
    ちなみに他には『ママ』と『まんま』『アンマンマン』位しか話しません…

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