Archives 2014 – 4ページ目 (38ページ中) – 由来メモ

「醍醐味」の由来

「醍醐味」 の由来

深い味わい、本当の面白さ、物事の神髄等をいう言葉に”醍醐味”があります。 よく使う言葉ですが、このような漢字を書くとは思いませんでした。 何だか難しそうですね。 辞書で調べると、上記の意味の他に「醍醐のような最上の教え」「醍醐のような味、すなわち美味をほめて言う語」とあります。 どうやら醍醐自体が何かを表すようです。 「醍醐味」の由来 醍醐味は元仏教用語で五味の一つといわれています。 五味というのは、牛や羊の乳を精製する過程における五段階の味のことで、醍醐味はその最上級。 下から ●ミルクそのものの味である”乳味(にゅうみ)” ●ミルクを煮詰めた練乳の味”酪味(らくみ)” ●酪を固めたバターの味”生酥味(しょうそみ) ” ●生酥をさらに熟成したものの味”熟酥味(じゅくそみ)” ●そして熟酥をさらに完成させた究極の味である”(だいごみ)” 究極の味である「醍醐味」に至るには、途方もない労力と... »

「バレエ」の由来

「バレエ」 の由来

似て非なる言葉はたくさん存在する。 その多くは、発音やアクセント、それまでの文章構成からそれが何を意味するかをお互いに判別することで区別する。 では今日の二つはどうだろう。 ”バレエ” バレーボールと踊るバレー。 どちらも体を動かすという点で一致している。 特に児童の習い事のケースでは勘違いが起こるケースが多いようである。 そのたびに注訳をつけて確認作業に入るわけだが、それが「ボールを使う方」とか「踊る方」とか「レオタードを着る方」とか、どれも的を得てはいるがおかしな表現ばかりであることが笑える。 そこで確認だが、踊るほうは「バレエ」なんだって。 実は知らなかった。 いよいよ判別の方法の難しい言葉だが、ほとんどの人は常用しない言葉なので、その都度、前記で登場した注訳の中から一つ選び、お互いの勘違いのないよう対応いただきたい。 「バレエ」の歴史と由来 バレエは、西ヨーロッパで生まれた。 歌詞... »

「松竹梅」の由来

「松竹梅(しょうちくばい)」 の由来

最近はあまり見かけないが、昔はよく食べ物屋のランク付けに松竹梅が用いられていた。 私の記憶に一番新しいところだと、旅先のウナギ屋さんで見かけた。 同じ鰻でも、値段が三段階に分けられている。いや正確には同じ鰻ではないケースが多い。 その他、鰻の量やご飯の量、盛り付け方、お重の大きさやデザインに違いを付け、それによって料金が異なる。 当然と言えば当然。 もちろん梅は最低限で、松は最上級。 梅とはいえ、最近のウナギは3000円を超えてくる。 同行するメンバーが気が知れていればよいが、微妙に気を遣う相手だとこの選択は難しい。 今回は、男五人の気心知れたメンバーだったので、各々予算に合わせて竹と梅に分かれた。 これができない場合はお互いに探り合いとなる。 竹で三千円強、松は四千円後半。 さすがにお昼からこの値段は出せない。 家族なら一万円どころか二万円にも届きそうな勢い。 また、このように分けられる... »

「無礼講」の由来

「無礼講」 の由来

「今日は無礼講だ。ゆっくりやっていってくれ。」 夏祭りが終わると、さっきまで偉そうにしていたおじさんが声を張り上げた。 担いだことのない神輿のおかげで肩が痛い。 首に巻いていたタオルを濡らして患部に当てたがそれほど効き目がない。 真っ赤に腫れ上がってしまった。 夜10時を廻っている。 早く帰りたいが新参者が「お先に」をすると後が怖そうだ。 知らないおじさんがお酒を注ぎに来る。 断るのも面倒だからと注がれるままに日本酒を放り込む。 コップで五杯ほどいった辺りから記憶が遠のく。 次の記憶は翌朝の布団の中。 頭がガンガンしてどうやって帰ってきたかも覚えていない。 やってしまった!家族に聞くと、近所のおじさん数人が寝てしまった私を担いできてくれたらしい。 ほとんどが初対面。 次に会ったらどんな顔をしてあえばいいのだろう… でも無礼講っていってたし…意味が違うって? 「無礼講」の由来 日本の祭りでは... »

サライの由来

「サライ」 の由来

親父の奴、リビングに変な雑誌置いていったぞ。 京都に蕎麦に国宝に紅葉…どれも興味ないし。 雑誌の名前はサライ。 見たこと無いなぁ。 「サライ」の由来 サライという言葉はペルシャ語から来ているのだそう。 砂漠の中のオアシス、「宿」を意味しているんだって。 雑誌「サライ」のターゲットとする読者は定年退職後の男性。 あぁまさにうちの親のことだね。 ”古き良きものをもう一度見直して、現代の世界に蘇らせる” そんなコンセプトがあるんだって。 調べれば調べるほど、おやじが買いそうな本だと納得だね。 サライといえば! 私の世代は日本テレビの特別番組である24時間テレビの「愛は地球を救う」で谷村新司さんと加山雄三さんの制作により誕生したあの曲。 なんとなく生放送で作曲するという無茶ブリ企画に違和感を覚えたわけだがそのインパクトは強かった思い出がある。 日本テレビによれば、曲のテーマは「心のふるさと」。 「... »

グループ魂の由来

「グループ魂」 の由来

今の時代、CDの発売を大々的に新聞で告知するバンドというのも珍しい。 ネット社会の蔓延で、ミリオンなど「おまけ」を付けない限り滅多に見られなくなっている。 そんな中で、大々的に広告宣伝を出すなど全く意味の無いものになりつつあるのだ。 カラー刷りでのそのページが目を引いたのは、そのデザインが見たことのないものだったから。 そのバンドの名前は”グループ魂” 聞いたことがない人が多いはずだ。 なんせ期間限定的な活動グループだから。 でも彼らの中心にいるのが宮藤官九郎と聞いたなら、その認知度は一気に増すはず。 NHKの朝ドラマを制した彼の人気は国民的なものに。 さらに、メンバーの何人かはそのドラマの出演者だと聞けば、高齢者の中にもファンはでてくるはずだ。 ずいぶん見ていないあの音楽番組にも出演が決定しているらしい。 そんな私がその番組を見たいということからも、その注目が伺える!? 「グループ魂」の... »

LOHACOの由来

「LOHACO(ロハコ)」 の由来

うまくできているものだ。 ポイントをプレゼントするという触れ込みでダイレクトメールが来た。 早速アクセスしてクジを引くと「当たり!」の文字。 やったね、なんて浮かれている場合じゃない。 よく見たら、指定のサイトで買い物しないと割引還元が無いらしい。 な~んだと思いつつも、そこは人間、サイトを開くと”LOHACO”の文字。 初めて聞く名前だし、どんな賞品があるのか気になり商品情報が載っている下段に進む。 米に始まり、お酒に飲み物、家電に洗剤包丁、オフィス用品に日用雑貨。 そんな物も売るのか?といった商品ラインナップ。 よく知る(利用する)サイトに比べると少し見劣りはするものの、必ず必要な物が多いといった印象。 だが、今の私にはあまり必要なものがなかった事と、このような形で誘導されるのがあまり好きではないので店を後にした。 でも時と場合によっては重宝しそうな予感。 頭のどこかにはメモしたいが、... »

ガラクタの由来

「がらくた」 の由来

その境は人それぞれのようである。 がらくた(ガラクタ、我楽多、瓦落多、瓦落苦多)とは使い道のない、役に立たない物のこと。 値打ちのない雑多な品物や道具類等を指すことが多い。 ただその中にも、リサイクル、リユース出来る物が多いことも事実。 さらに、物によっては骨董品と呼ばれ、価値を見出した収集家によってコレクションの対象とされることもある。 私も最近その道に目覚めてしまった。困ったものである。 取り壊される家にある物が全てお宝に見えてしまう。 家の歴史と同じだけ刻まれたそこにある物の全てに、時間の経過しかもたらせない味と、その時代にしか生産されなかった希少価値が折り重なって無限の付加価値がつく。 タンスをタンスで使わなくてもいいし、窓を枠にはめる必要もない。 ドアが意味のない場所に置いてあっても問題はないし、照明をガラスとして扱ってもいい。 そう考えると、タンスの価値がタンスだけで終わらない... »

「パンプス」の由来

「パンプス」 の由来

女性にハイヒールとパンプスの違いを聞いてみたけど、歯切れの悪い答えが返ってきた。 ハイヒールといえば、かかとの高い靴というのは男でも理解できるが、パンプスとは何を意味するのか素朴な疑問。 調べてみると、ひもや留め金・ベルトなどを用いない、甲の部分が浅く広くカットされた婦人靴の総称とある。 本来は舞踏用だったらしい。 なるほど、バレーシューズと言われれば少し理解ができる。 シンプルで実用的で甲が浅く、いわゆるスリッポン型…そうかあれか! 日本語で「パンプス」という時はヒールの高いものも含むと考えるようだが英語では、「留めたり、縛ったりしないローヒールのシンプルな女性靴」と定義があるのだとか。 「パンプス」の由来 その由来は大きく分けて二つ。 一つ目は、豪華さを示す”splendor”や壮麗さを表す”magnificence”の誇示を意味する&#... »

「しんどい」の由来

「しんどい」 の由来

ある芸能人のガン闘病日記を読んだ。 体の不調、診断、病気の発見から入院、手術、経過観察、復帰。 その内容は壮絶で、九死に一生を得て御涙頂戴で芸能活動をするのも納得の内容。 いや、それは言い過ぎだろうか。 病気、離婚、不倫、略奪、子供の病、親の介護…メディアが取り上げるのは結構だが、それを読んで共感を得るのも、それをネタに復帰を伺うのも自由だが、私はあまりそういったやり方は好まない。 ただ、病気を経験したのは貴重な体験であることは間違いなく、それが何かの誰かの希望になったり励みになるならそれも無駄ではないということだけ記しておこうと思う。 さて、話がそれたがその闘病記の中の一つの言葉が気になった。 ”しんどい” たまに聞く言葉だが、よくよく考えると置き換えられる言葉が少ないことに気付く。 「しんどい」の由来 意味は「骨が折れる、つらい、くたびれる。」であるが、本当に闘病の苦しさを表現し得るの... »

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