「クーピー」 の由来

学校に通っていたころは当たり前のように、与えられたものを使っていてその名前なんかにも何の疑問を持たずに成長してきました。 だから今更になってふと、そのことを思い出すと大人の常識的な考え方の中から自然と疑問が沸き起こるものです。 色鉛筆でも、クレヨンでもない「クーピー」って何? ■「クーピー」とは クーピーとは、色鉛筆の書きやすさとクレヨンの持つ発色の美しさを生かした色鉛筆のことらしい。 色鉛筆の括りなのだと、今更感心してみたりする。 軸全体が芯になっているため、芯の容量は従来の色鉛筆のなんと約4倍と非常に経済的。 でもクレヨンのように紙が巻いてあるわけじゃないのに、なぜ手が汚れないのだろうか? それは、クーピーはクレヨンや色鉛筆に比べて、溶ける温度つまり融点が非常に高いのだそう。 それとプラスチックと同じような製法を用いているため溶けにくいらしい。 丈夫で折れにくいのもその為。 確かに汚れ... »

「アラサーエアコン」 の由来

なぜデフレが解消しないのかって疑問に対する答えが最近世間を騒がせている。 答えは意外と簡単で、購買意欲が少ないことと、お給料が上がらないからなんだって。 とりわけ消費が多く買い替えスパンの短い子育て世代の経済を向上させるためにと様々な政策が打ち出されている。 会社には給料を上げるように圧力を加え、日銀には金を回せ、もっとまわせ、速くまわせと人事権を行使しお金持ちのお年寄りには孫に贈与するなら税金かけないよと財布の紐を緩ませる。 企業はそれをただ指をくわえてみているのかというと、そうでもないようだ。 ■パナソニック「アラサーエアコン」の由来 すごい名前の商品が発表されたんだって。その名も「アラサーエアコン」! 少し前に流行った、アラウンドという表現方法で年代を括るというやり方がとうとう商品名に。 しかもその商品はエアコン。 「アラサー」とはもちろん30歳前後の人々を指す言葉。 その由来は、ア... »

「ウナコーワ」 の由来

「ウナコーワの由来が知りたい。至急頼む。」 お得意先からメールが入ったので断れない。すぐにリサーチに取り掛かる。 ところでウナコーワってなんだっけ???困った。 ウナコーワとは、かゆみや虫さされなどに効く外皮用薬のことらしい。 いや、もちろん名前は聞いたことあったのですが、何の薬かが思い出せなかったんです。 というのも、最近は虫除けって便利なものが社会にも身近にも浸透していて夏になると私は外出時は習慣的にシュシュとやってから出かけます。 万一、蚊に刺されたとしても、生まれ持った忍耐強さで痒みを我慢してしまうことが多く、塗るとしても昔から母の一押しの、とある漢方関係の決まった製品と決め込んでしまっているところがありまして・・・ ずれててすみません。 ■「ウナコーワ」の由来 ウナコーワの名前の由来については、「ウナ」と「コーワ」に分けるのが適切なようです。 「ウナ」について、は至急電報の略号と... »

「UFOキャッチャー」 の由来

ゲームセンターに立ち寄ると必ずチェックしてしまうものがあります。 それは「UFOキャッチャー」。 私は学生の頃、家庭用のゲーム機以外でゲームをするような経済的余裕がありませんでした。 それでも友人達の付き合いで寄った際に、何か自分でも満足でき、且つ何か役立つものはないかと模索していました。 結果行き着いたのが「UFOキャッチャー」。 勝負は100円。 そう決めて一発勝負に挑みます。 何度か失敗するうちにある法則に気づきました。 これは言葉で説明するのは難しい感覚の問題。 クレーンを下ろす位置や力調整、落とし方まで多岐にわたります。 私はこの手の「感覚」に優れていたので「とれる」と確信したものは逃しませんでした。 こうなると面白いもので、毎度毎度端からチェックしては狙いを定めゲットしていきました。 ただし、一つ難点がありまして、取り易い物を取る為、元から欲しくて取っているわけでもない上ニーズ... »

「ソニーのBRAVIAと東芝のREGZA」 の由来

まさかシャープがこんなことになるなんて。 10年前に誰が予想していたでしょうか。 当時は世界の亀山モデルが売れに売れていましたよね。 かく言う私も、32インチのこの商品を10万以上の値段で購入しました。 商売が成り立つわけがありません。 価格は一桁どころか5万円を割っています。 それだけ飽和状態であるとも言えますが、こればっかりは仕方がありません。 そんな時代に流されてシャープ派だった私も少し移り気に・・・ 矛先はソニーと東芝。 この二社のテレビにおけるブランド名の由来形成が似ているというので今日は取り上げてみます。 ■テレビのブランド名の由来 東芝のデジタルハイビジョン液晶テレビのブランドは皆様ご存知「REGZA(レグザ)」です。 それまでは「FACE(フェース)」というブランド名でありました。 これは、テレビがリビングの顔(Face)であり、テレビがその場所の「エース(Ace)」であっ... »

「DELL(デル)」 の由来

私はパソコンが正直苦手です。 便利なのは間違いありませんが、それほど詳しくないし使いこなせていないからです。 どちらかと言えば恐さとでも言いましょうか。 少し覚えたかなと思うとすぐ新しいものが出てきて先に進んでいってしまうし、 使っているうちに必要の無いもので重くなって動きが鈍くなりストレスに。 買い換えるにも、最低限の専門用語すら分からないので神経をすり減らします。 最初は有人にもらったIBMか何かだったでしょうか。 これはただらだ楽しくて、ずいぶんオークションに使わせていただきました。 そのあと自分で買ったのは、家電量販店で15万ほどしたデスクトップ。 これは五年以上長く使った覚えがあります。 最新型だったので、それほど乗り遅れなかったのでしょう。 ノート型も中古などをいただき少しは触り、多少はわかるようになってきたので二台目を購入。 必要なものだけ入っていればいい事が理解できたので、... »

「ランドセル」 の由来

日本でしか見られない文化なのだといいます。 今日は「ランドセル」について。 子供のころはそれほど疑問を感じずに言われるがままに受け入れていましたがあの重さを考えると、なぜ誰もそれは可笑しいだろうと声を上げないのかが不思議でなりません。 でもその重さも裏を返せばそれだけ頑丈だということに結びつくので六年という長い間、毎日使うことを考えれば妥当なのかもしれません。 色は男が黒、女は赤!といった考え方はすでに古く、現在はピンク、茶、紺、緑、青などカラフルな色のものの他にもツートーンカラーも存在するといいます。 時代も変わったものですね。 ちなみに私の町では、すべての新入学児童に頒布してくれていたので買うことがありませんでした。 個性は出せませんが経済的には大助かりです。 未だにそういった取り組みは続いていると聞きます。 そんな私から言わせると、ランドセルはいじめのもと。 というのは全員が同じもの... »

「はがき」 の由来

通信網がインターネットや携帯電話が主流となった現代で「はがき」の存在を思い出させるのは年賀状をだすときくらいになりつつあります。 私はこうみえて文章を書くというのが苦手なので(特に社交辞令の短文とか)昔からこの儀式が億劫だったのですが、パソコンを使うようになってから少し楽しみになりました。 字は斜体を選んで参考文を持ちいれればいいし、好きな写真を使いながらデザインも楽しむことが出来るからです。 宛名も一度打ち込めはボタン一つで数十枚が容易に出来上がってきます。 あの100.0mm×148.0mmという狭い空間をフルに利用するのが一つの芸術の探求のようであり、時間のゆるす限りたくさんのデザインを作成するのです。 出した相手からのリアクションというのはほとんど無いので完全な自己満足。 でも年賀状ってそんなものかもしれませんよね。 ■「はがき」の由来 はがきとは、手紙の形態の一つ。郵便葉書の略と... »

「フリース」 の由来

ユニクロの登場により定番商品となったフリース。 私の子供のころは全く見かけなかったものですが、その歴史は? フリースは1979年に「Malden Mills 社」によって開発された素材です。 フリース(fleece)とは、ポリエチレンテレフタラート(PET、ポリエステルの一種)で作られた柔らかい起毛仕上げの繊維のこと。 最近はペットボトルを再利用したエコロジー素材としても注目されています。 その特徴は、保温性が高く暖かいこと、速乾性がありその上軽量。 簡単に洗濯でき、肌触りがよく、しかも安価。 といったように利点ばかりの優れもの。 社会に受けいられるために生まれてきたような商品ですね。 あえて不具合を探してみると、重ね着の組み合わせによっては静電気がおきやすいこと。 また火花によって穴があきやすいこと、それに洗濯によって毛玉ができやすいことがあげられます。 命にかかわる可能性もあるので、コ... »

「有機EL(ゆうきエレクトロルミネッセンス)」 の由来

朝のテレビ番組で照明の特集を見ました。 ソーラーパネルはもちろんのこと、金箔を反射させたシャンデリアなど度肝を抜かれるアイディアも登場し省エネについても考えさせられる素晴らしい内容でした。 その中でも私が興味を持ったのは「有機EL」というもの。 壁に貼るタイプの紙のような薄さのその商品は近い将来はこれが主軸となるでしょうという担当者の言葉の通り将来にわたる様々な活用法が考えられます。大いに期待です。 「有機EL」とは ではそもそもその有機ELとはなんぞや?という話。 その名前は正確には、「有機エレクトロルミネッセンス(ゆうきエレクトロルミネッセンス)と言います。 簡単に説明すると、発光を伴う物理現象のこと。 発光原理は、陰極および陽極に電圧をかけることによって各々から電子と正孔を注入。 注入された電子と正孔がそれぞれの電子輸送層・正孔輸送層を通過し、発光層で結合するとのこと。 結合によるエ... »

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