Archives 2011 – 21ページ目 (24ページ中) – 由来メモ

「冷奴(ひややっこ)」 の由来

これ以上にお手軽、短時間で出来上がり愛される(酒飲みはなおさら)食べ物もそうそうはないはずです。 しかしそれは、職人の飽くなき探究心の賜物でもあるとも言えます。 製品が冷たいと言うことはそれだけ味に自信がないとできないわけで、いくらネギや生姜、鰹節でアクセントをつけても本来の豆の風味をどれだけ活かせているか、それが腕の見せ所であります。 そんな私はあんまり豆腐は好きではありません!笑 それが今日の食材。 「冷たいやつ」冷奴。 冷奴の由来 冷奴の「奴(やっこ)」は、大名行列の先頭で槍や挟み箱を持つ役「槍持奴(やりもちやっこ)」のことからなのだそうです。 この槍持奴は大きな四角形を染めた半纏を着ていることが多かった。 その四角い大きな紋は、「釘抜紋」と呼ばれていたそう。 この紋所から、食材を大きめの立方体に切ることを「奴に切る」と表現するようになった。 「奴豆腐」は豆腐を奴に切って食べることか... »

「面倒(めんどう)」 の由来

面倒くさい、面倒を見る、面倒をかける、面倒を起こす。 私などは毎日お世話になっている言葉です。 口にださなくても皆さん心の中では呪文やまじないのように唱えていることはありませんか? 意味は 1、解決が容易でなかったり手間がかかったり、わずらわしいこと。 2、世話。 3、体裁が悪いこと、見苦しいこと。 最近私の面倒くさいストーリーを一つ。 お役所に事務手続きに行った時のこと。 窓口にいたオジサンは私の必要とした事務の知識がゼロ。 本来の担当職員は接客中。 「お待ちください。」だけではバツが悪かったのか、あっちに電話、こっちに電話。 結局先には一歩も進まない(無駄に証明証のコピーだけとった)まま20分待たされる。 そして接客を終えた職員が私に発した言葉は一言、 「書類が足りません。」 翌日、書類をそろえ気持ち新たに向うと今度は 「病院の判子が一つ足りません。」 15キロ先の病院へ判子一つ貰いに... »

「てんやわんや」 の由来

状況が容易に想像できます。 意味は大勢の人が自分勝手にふるまい、混乱すること。 この言葉で私は、「天や、椀や」と予想してみました。 お昼時の定食やさんで、天ぷらやら丼物やら汁のお椀やらがカウンターに所狭しと並べられ、たくさんの土方の人々が列をなして、「あーだ、こーだ。」と店員に注文をつける。 俺は大盛だ、こっちは味薄めだ、あいつは玉ねぎ抜きだなーんて。 妄想で話を進めすぎてしまいました。 いくつか意味をしらべてみると、「予想外な出来事の為」という言葉が補足されているものを見つけました。 昼の定食やなどは、「予想外」ではないので・・なさそうですね。汗 今日は「てんやわんや」調べてみましょう。 てんやわんやの由来 てんやわんやは二つの言葉、「てんでん」と「わや」の合成語であるという説が有力とされているようです。 「てんでん」は「手に手に」もしくは「手々」といった意味から、転じて「各自」「銘々」... »

「ダスキン」 の由来

この人はこの会社の社員さんなのだろうか? 私と同じようにテレビCMをみながら誤解していた人は多いのではないでしょうか。 その後、音楽番組で独特のフォークソングを聴き、「あぁ歌手なんだ。」と。 さだまさしさん失礼しました。 それもあまりにもこのCMが自然だったからかもしれません。 今日は「ダスキン」について。 ダスキンには思い出があります。 家のリフォームをお願いしたときに、悪徳業者に引っかかってしまいました。 幸い、職人さんに話のわかる人がいたおかげで、工事はなんとか仕上げてもらいましたが、見積もりと全くサイズの違う換気扇に、イメージと似ても似つかぬ材料での仕上げ。 あれはほとほと困りました。 あの営業は何者なのか?と問い詰めたら「大変申し訳ない。あの人独立してリフォームの仕事初めてなんだよ。前はダスキンにいて・・」 そりゃそうだろう。 畑違いまではいかなくても・・仕方ない。諦めようと。 ... »

「アルフレッサ(Alfresa Corporation)」 の由来

道を車で走っていると、対向車や路上に駐車している車の横につけられた会社のロゴマーク。 あれがすごく気になることってないですか? もちろん車の車種や乗っている人(男か女かいくつくらいの人か、どんな服装か。)の雰囲気、様々な情報で分析しますが、たまに答えが見つからないことがあります。 それが今日のテーマ。 アルフレッサ Alfresa Corporationです。(ロゴは写真で参照) アルフレッサ株式会社は、東京都千代田区に本社を置く、アルフレッサホールディングス傘下の医薬品、医療用検査試薬、医療用機器などの卸業者さんなのだそうです。 言われてみれば、病院の前でよく見かける気がします。 資本金40億、売上高1兆4451億円(2008年3月期)。 さすが医療系ですね。 代表は福神邦夫さん。 1938年 福神薬局を創業。 (創業者の苗字からでしょうね。) 1949年 株式会社福神商店を設立。 19... »

「とんちんかん」 の由来

物事の辻褄が合わなかったり、ちぐはぐになったりすること。 また、間抜けな言動をすることやそのような人のこと。 さてこれは何という言葉の意味でしょうか? 答えは、今日の題目「とんちんかん」です。 どうにもこうにも垢抜けない感じを持つこの言葉の由来は? 漢字だと、「頓珍漢」と書くそうです。 これだけ見ると、まさに中国からといった印象をうけますが、どうなのでしょうか。 とんちんかんの由来 とんちんかんは、鍛冶などで師が鉄を打つ間に弟子が槌を入れるため、「とんちんかん」とずれて響く音を模した擬音語なのだそうです。(写真参照) 音がそろわないことから、ちぐはぐなことを意味するようになり、更に間抜けを意味するようになったそうです。 ご存知のこととは思いますが、鍛冶(かじ、たんや)とは金属を鍛え、金属製品を製作することです。 ちなみにこの言葉は、、「金打ち」(かねうち)に由来し、「かぬち」、「かんぢ」、... »

「納豆(なっとう)」 の由来

あなたは好き派?嫌い派? これほど好みの分かれるものはなかなかないのではないでしょうか。 あの独特の匂い。 近所のおじさんがワラに包んだ「できたて」を運んできたときには、私にはおじさんの「数日はきつぶした靴下の臭い」にしか思えませんでした。 今日は「納豆(なっとう)」のお話。 納豆の由来 由来はいくつかあるようです。 1 寺の納所(出納事務を行う場所 なっしょ と読みます)で作られた豆を壺に収めて貯蔵したため肉食が禁じられていたお坊さんたちにとって、納豆は非常に重要なタンパク源。 豆を壷や桶に納めて保管する場所が「納所」なわけでしょうか。 納所で作られる豆だから納豆と。 2 納豆と豆腐の意味が伝来された時に入れ替わって伝えられたため 「納豆」・・・大豆を発酵させた(腐らせた)食品 「豆腐」・・・大豆を箱に入れて(納めて)絞った食品 “納豆”と”豆腐... »

「鮎(アユ)」 の由来

先日、梁漁(やなりょう)へ行ってまいりました。 梁漁(やなりょう)とは、川の中に足場を組み、木や竹で、すのこ状の台を作った梁(やな)という構造物を設置し、上流から泳いできたアユがかかるのを待つ漁法のことです。(写真参照) これが面白い。 水の流れ込む様を見ているだけでも飽きず、その上黙っていても天然のアユが「勝手に」流れてくる。 新鮮なアユはその味も市販のものとは比べ物にならず、背びれ、腹びれ、尻尾をとって頭から骨を引っ張れば、ツゥ~っと身を置き去りにして簡単に骨抜きにできるのです。 是非一度、こんな体験をしてみてください。 たまたま生まれてから川魚をほとんど食べたことのない人が同行しておりましたが、その人生を悔いておりました。 さて前フリはこの辺にして本題。今日は「鮎(アユ)」です。 この漢字にしても魚に「占める」独占しています。 川を独占?川の王様?あのひ弱ななりで? それとも骨を占い... »

「レギンス」 の由来

ベストの回を書きながら、思い出した言葉がありました。 それは「レギンス」。 最近若い女性の間で大流行しているこの商品の名前に納得がいきません。 だってあれ、「スパッツ」じゃないですか? 違いは色?長さ?素材? 是非是非、今日はこの疑問について調べたい。 はっきりさせたいスパッツとレギンスの違いについて。 レギンスは「leggings」と書くそうです。 レギンスは、レギングやレギングスともいうそうです。 レギンスは本来、乳幼児が冬に用いる足先まですっぽりと包み込む形になったニット製のパンツのことをいうそうです。 レギンスには、野球などのユニフォームに使うアンダーソックスのようなそこの抜けた形になり、共布あるいは紐で土踏まずの部分に引っ掛けて留めるようになっているもや、足先を袋状に縫ったものもあるそうです。 その他にも、くるぶし・膝上くらいまでの軍隊用革ゲードルや、これに似たデザインのジャージ... »

「マニキュア」 の由来

男にとってこれほど気にならないお洒落もないのでは? 確かに汚いよりはキレイなほうがいいと考えるのは当然のこと。 興味、関心がないよりは多少でも気を使っているほうが女性らしさは感じます。 ですが、髪型を変えても気づかない男性の多い昨今、意外と私と同じように考える男性は多いかもしれません。 その異様とも言える執着心に、若干引いているのかもしれません。 もちろんのこと、化粧同様に人前ではやらないほうがいいと思います。 男性はもっと他のコミュニケーションを求めているはずですから・・ さてそんなことを書くと元も子もない気がしますが、褒めるとしたらこの名前はかなりお洒落な気がします。 今日は「マニキュア」について。 マニキュアとは、爪の形を整えて磨き、エナメル液を塗ったり、色をつけたり光沢をだしたりといった爪の化粧のことだそうです。 また、それに用いるエナメル液の事。 由来 マニキュアの「マニ」はラテ... »

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