「ごねる」 の由来
いろいろ不平を言う、くどくどと文句をつけることを「ごねる」と言います。 日本人は特に、ハッキリ物事を言わずに周りに合わせる「空気を読む」といった風潮が強いせいか最近は「ごね得」といった言葉も見受けられるようになりました。 言ったら言っただけ得をする、もちろんそういった人は周りが見えていない、 いわゆる空気が読めない人や、最初から倫理・道徳・モラルといった意識の欠如が見受けられる人なのは皆さんもその経験から思い当たる事例があることでしょう。 しかし、誰かが声を出してきっぱりNOと言わないといつの何かその苦情の嵐が吹き荒れて社会生活が脅かされるものです。 更にアメリカ型の文化の流入からなのか「クレーム」という言葉も浸透しつつあります。 それを想定した膨大な量の説明書に我々は時に閉口させられます。 しかし、驚いたことに、この語の語源であるはずの英語の「claim」の意味は「要求」やその要求の正当... »
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